今日のフレンチスタートアップ紹介は『Contentsquare』です。
2012年にフランス、マルセイユ生まれのジョナサン・チェルキによって設立された、このスタートアップは、2022年7月に6億ドルの資金調達に成功し、フレンチテック史上最大の資金調達の1つを成就。
評価額を56億ドルに倍増させました。
Contentsquareは、カスタマーエクスペリエンス改善を目的に、Webやモバイルユーザーの行動を分析することに特化したスタートアップ。
例えば、Webページ上のユーザーのマウスの動き、クリック、WEB画面に留まった時間を全て記録。
またヒートマップを作成することで、全てのインストラクションを可視化。
ウェブサイトやアプリケーションの各要素(クリック、迷う瞬間、スクロールなど)のユーザーパフォーマンスを確認することが可能にしています。
これらを分析することで、コンテンツの配置やページ内のナビゲーション要素を最適化するなど、より良い顧客体験を提供。
ところが2023年2月に入り世界中に1800人いる従業員の4%を解雇することを決定。
米国ではハイテク企業が猛烈な勢いで解雇されていますが、フランスで先週ご紹介したBack Marketが 1 月初めに、従業員の 13% を手放すことを発表したことについで2社目。
しかし、2012 年に設立された ContentSquare は、年間収益 10 億ユーロに到達するという成長目標を維持しており、3 年から 5 年以内に証券取引所に上場することを目指しています。買収に関しては、「今後数か月、数年にわたって活動を続ける」とも述べています。
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