今日はフランスの銀行について少し書いてみたいと思います。
口座開設するとボーナスがもらえる銀行がたくさんあります。
フランスには、日本同様に2つの種類の銀行があります。
1つ目はいわゆる都銀大手銀行、実店舗を持つ銀行です。
代表的なものにBNPパリバ、ソシエテジェネラル、クレディリオネ、クレディアグリコルなどがあります。
もう一つは実店舗を持たないインターネット銀行です。
インターネット銀行の親銀行は大手銀行であることが多いです。
フランスの銀行と日本との大きな違いは、成人で収入がない場合には銀行口座を開くことができない場合が多いこと。
そして銀行維持費など、口座を持つと銀行手数料がかかってくることで、大手銀行の平均銀行手数料は年間150ユーロ前後です。
日本の場合は100円でも住所証明があればすぐに口座を開くことができますが、フランスの場合は収入がないと口座を持てないことがままあります。
その点をついたのがインターネット銀行で、収入がなければ開けない口座もありますが、収入を問わずに誰でも住所証明さえあれば、口座を開くことができるのが、特徴の1つです。
下の表1つ目はフランスの人気銀行ベスト4ですが、いずれもインターネット銀行。
そのほかの人気の秘密は手数料が少ないことと、口座を開いた際にボーナスがもらえることです。
各銀行名の下、薄い緑色の枠の中に書いてある金額が口座を開くともらうことのできるボーナス金額です。
例えば1番上のfourtuneo banqueでは口座を開くと80ユーロのボーナスがもらえ、2番目のBoursorama banque では最大130ユーロのボーナスがもらえます。
ちなみに右側のブルーの文字は年間手数料。
上記した通り、都銀系の実店舗を持つ銀行のほとんどの銀行手数料が、年間150ユーロ前後なのに比べると、インターネット銀行の手数料がいかに安いかがよくわかります。
下2つ目の表は口座開設するとボーナスなどの他、プレゼントがもらえる銀行です(人気ランキングではありません)
左端に書いてあるのが銀行名、銀行名の右側が口座開設でもらえるボーナス金額です。
80€、130€などの記載がボーナス金額です。
ほとんどがインターネットバンクですが、1番下のSociété Générale ソシエテジェネラルは大手銀行でボーナスはなんと140ユーロ!2万円弱。
若い人はおそらくインターネット銀行だけで済ましているのではないかと思いますが、私の年代になるとやはりインターネット銀行だけでは心もとないと思う人も多いのではないでしょうか。
かく言う私もその1人でと、大手都銀系の実店舗を持つ銀行に口座を持ち、使い勝手の良く銀行手数料の低いインターネット銀行にサブ口座を一つ持つことにしました。
私が選んだのは複数の銀行ランキングでNo1になっていることが多いBoursorama Banque です。
この銀行の売りは上記した通り、口座を開くと自動的に80ユーロのボーナスがもらえ、毎月の光熱費引き落とし口座に指定し、給与振り込み口座として使うと、さらに50ユーロのボーナス、最大130ユーロのボーナスがもらえることです。
口座を開くのに必要なのは住所証明、身分証明書の登録、そして最低300ユーロの振り込みです。
今朝Boursorama ブルスラマ銀行から口座が開設されましたので確認してくださいというメイルが来ていたので、口座にアクセスしてみました。
メールでユーザー番号(個人の名前ではなく8桁の番号です)が送られてくるので、その番号をインターネットのホームページ上で入力します。
その後にパスワード設定、パスワード確認には、SMSとメールの2段階認証方法がとられています。
口座を見てみると、確かに80ユーロのボーナスが振り込まれていました。
なんだかビックリ。
ここ以外にも口座開設でボーナスをくれる銀行は大手銀行を含め、かなりの数あり、フランス銀行業界が過当競争になっていることが窺えます。
では早速Apple Payにつなげて普段の小さい金額での買い物はこの銀行を使おうと、携帯用アプリをダウンロードしてアクセスしようとすると、エラーの連続。
エラーが出始めるとどうにもならないのがこういうネット系の問題ですが、今日は日曜日ですし、すぐ使う必要もない口座なので、カードが到着するのを待ち、Apple Payに紐付けしようと思います。
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