ワインは素晴らしい!
このところ、精神的になかなかハードで、つい、手持ちのコルナス(コロナではありません)を、普段飲みに開けてしまいました。
しかも、ありあわせのパスタなんかと一緒に。
ごめんなさい、コルナス。
ピエールガイエールのワイナリーにティスティングに伺って、下世話な話で恐縮ですが、35€くらいでした。
そこそこ美味しいシャンパンが買えるお値段のローヌヴァレイのワインです。
同じ予算で何を買うかは、いつも大いに迷うところです。
でもね、すごいんですよ。
コルナス様、アロマをとって、口に含むやいなや、アドレナリンが流れまくり、瞬時にして幸せ感に満たしてくれました。
こんなふうに、その時の状況がどんなに大変であっても、瞬時にして、幸せな高揚感を与えてくれるものを他に知りません。
やっぱり私とワインは相性が良いのでしょう。
ワイン効果の例をもう一つ。
もう2年前になるのでしょうか。
私は六本木の東京ミッドタウンのカフェで、「あぁ…..。」とフランスの弁護士からのメールを読んで、ショックのあまり、カフェのテーブルに突っ伏したのでした。
その日は、2段階でお楽しみイベントが控えていたのですが、その前にまるで私の気分をぶっ壊すために送られてきたかのようなメールでした。
幸い、今は昔ですが。
重い気分と足を引きずりながら、イベントその1、ワイン試飲会に突撃。
陰鬱な気分とは裏腹に、目の前においしそうなブルゴーニュのワインが並んでいます。

アルローさんのMorey-Saint-Denis 1er cru (村名は忘れました)をひとくち口に含むや、本当に一瞬にして、私のそれまでの落ち込んだ気持ちは霧散していったのです!
雲散霧消とはこのこと。こんなことってあるの?
自分で自分に驚きました。
まさに救急レメッドは素晴らしいワイン。
もちろんどんなワインでも良いわけではなく、優秀な作り手による、秀逸ワインであることがとっても大事。
そして、さらに素敵なイベントその2のおかげで、あんなに落ち込んだのに、私は幸福感に包まれて、帰宅することができたのでした。
ありがとうワイン、そして友人。
今日は、1人の食卓ですが、コルナスのおかげで、また落ち込んだ気持ちが幸福感に変わりつつあります。
ワインはやっぱり素晴らしい!
ワインの素晴らしさを多くの方に広め、共に楽しめることをお仕事にしたいなあと思います。


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