日本からフランスに入国するには

以下、在日フランス大使館のサイトから引用。

国際移動、旅行者の往来再開

 2021年6月9日以降、フランスと外国の間で旅行者の往来が再開されます。ヨーロッパ連合(EU)域外諸国の感染状況と渡航者のワクチン接種に応じて手続きが変わります。

 日本を含むグリーンリスト国から来仏する渡航者には、以下の入国条件が適用されます。

ワクチン接種済みの渡航者:ワクチン接種証明書と、新型コロナウイルス感染症の症状および感染者との接触がない旨の誓約書(下記参照)を提示しなければなりません。搭乗前に検査を受ける必要はありません。フランス入国時の検査と自主隔離も免除されます。

ワクチン未接種の渡航者:搭乗前72時間以内に受けたRT-PCR検査または抗原検査の陰性証明を提示しなければなりません。フランス入国時の検査と自主隔離は免除されます。なお12歳未満の子どもはPCR検査は不要です。

【注意】

1)フランスで承認されたワクチンは、ヨーロッパ医薬品庁(EMA)により認可されたファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンの4種です。

 接種済みの渡航者は、ワクチン接種の全行程終了を証明できなければなりません。

2回接種型ワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)の場合、2回目の接種を受けてから7日経過

1回接種型ワクチン(ジョンソン&ジョンソン)の場合、接種を受けてから28日経過

新型コロナウイルス感染症の罹患歴がある人は、ワクチン接種を受けてから7日経過(必要な接種回数は1回のみ)

2)フランスに渡航するすべての旅行者は、記入済みの誓約書を持参しなければなりません。

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つまり、日本からの旅行客の場合、上記の証明が出来れば、入国は可能ですが、入国後、ホテル、長距離移動、レストン、カフェなどに行く場合には衛生パスの提示が必要になり、実質観光は難しいと思います。

可能性としては、自家用車、レンタカー、友人、家族の車、自転車、徒歩、市営地下鉄や市営バスなどを使って移動し、自宅か友人宅に泊まるということであれば可能ですが、美術館も、劇場も、レストラン、カフェもパスの提示が必要。

パスなしでは、あまり観光するには適している状態とは言えません。

では、日本でワクチン接種を受けた場合はどうなるかというと、EU外でワクチン接種を受けた旅行者希望者に関して、すでにフランス国内にいる場合、また8月15日までに入国予定の場合は、パスに代わるワクチン接種証明書の発行を依頼することが可能です。(下記のHPを参照ください。)

早く世界共通規格のパスが導入されて、自由に行き来ができるようになると良いですね。



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