フランスの抗コロナワクチン接種のカレンダーが昨日12月3日に政府より発表されました。
ワクチンの効果は重症化を防ぎ、死亡率を下げるという点においての効果が認められているが、感染を予防するという点での効果については、まだ結果が出ていない。という点は重要かな。
現在2つのワクチンPfizer/BioNTechとModernaが欧州医薬品庁 l’agence européenne des médicaments (EMA) の認可待ちで、問題なければ、遅くとも12月29日に認可見込み。
数週間を開けて2回接種することが必要。
ワクチンはヨーロッパ全体(27カ国)に同価格で同時期に送られ、各国の人口によって分配、ヨーロッパ向けの15%がフランスに当てられ、同時期に接種が行われて、全体的での効果を高める。
フランスでは2020年の年末か、来年初旬より3段階に分けて接種キャンペーンが開始。
第1段階:
年明けから老人ホームなど集団生活をしている高齢者とホームなどの従業者
(第一回配布分がこの対象者必要な量をカヴァーすると考えられる)
第2段階:
2月から春にかけて高齢者、既往症などで感染リスクの高い人(医療従事者を含む)
第3段階:それ以外の感染リスクの高くない人
接種は国が負担し無料。
ワクチン接種は義務ではない。
ワクチンの効果は重症化を防ぎ、死亡率を下げるという点においての効果が認められているが、感染を予防するという点での効果については、まだ結果が出ていない。
大臣達は接種を受けるかという質問に、カステックス首相は自分は第3段階対象者であると答えた。
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