世界的に活躍するフランス人女性クリスティーヌ・ラガルド氏

今日のフランスからの話題は、世界的に活躍するフランス人女性クリスティーヌ・ラガルド氏。

女性初の欧州銀行総裁であり、元国際通貨基金（IMF）専務理事 。

 

昨日、新潟からインスタ発信されていたのでご紹介します。

 

経歴

1956 年パリ生まれ。ル・アーヴルの高校を卒業。米国・メリーランド州ベセスダのホルトン・アームズ・スクール在学経験も有す。 パリ第 10 大学ロースクール卒業、エクス＝アン＝プロヴァンス政治学院で修士号を取得。

パリ弁護士資格を取得後、国際法律事務所である ベーカー＆マッケンジーに、労働法、反トラスト法、M&A を専門とするアソシエイトとして入所。1995 年に同事務所のエグゼクティブ・コミッティーのメンバー、1999 年には同事務所のグローバル・エグゼクティブ・コミッティーのチェアマン、その後 2004 年にはグローバル・ストラテジィック・コミッティーのチェアマンに就任。

2005 年 6 月、対外貿易担当相としてフランス政府に入閣。農業・漁業相を短期務めた後、2007 年 6 月に、G7 最初の女性経済・財政相に就任。2008 年 7 月から12 月まで、欧州連合（EU）加盟国の経済・財務相による経済・財務相理事会（ECOFIN）の議長も務める。

G20 の金融危機対策に G20 の一員として取り組み、金融の監督および規制に関する国際レベルでの政策の発展、並びに世界経済ガバナンスの強化に努める。フランスが 2011 年の G20 議長国となった際、G20 議長として、国際通貨制度の改革をめぐる広範な作業計画を策定した。

2009 年には、フォーブス誌の「世界最強の女性」の 17 位、ウォール・ストリート・ジャーナル・ヨーロッパの「欧州のベストエグゼクティブ・ウーマン」の 5 位、タイム誌の「世界で最も影響力のある 100 人」に選出された。また、フィナンシャル・タイムズ紙は「2009 年・欧州財務大臣」に選出している。2000 年 7 月、レジオンドヌール勲章シュヴァリエを受章。

2011年7月5日、クリスティーヌ・ラガルド氏は、IMFの第11代専務理事に就任、その地位を獲得した最初の女性となる。2016年7月5日以降2期目を務め、2019年11月には欧州中央銀行総裁に女性で初めて就任。リーマン・ショック後の欧州債務危機に対応してきた実績や、各国に張り巡らされた豊富な人脈、たぐいまれなリーダーシップが評価されての大抜擢。

ラガルド氏は国際会議でたびたび来日し、安倍晋三前首相や歴代の日本銀行総裁、経済界の重鎮たちと相次いで会談しています。直近では2019年に大阪で開催されたG20にも出席、今丁度G7のために来日中。

 

シンクロナイズドスイミングの元フランス代表。二人の息子の母。