「フランスの銀行は大丈夫?」

アメリカの銀行の相次ぐ経営破綻やスイスの金融大手・クレディ・スイスの経営問題などで金融市場が動揺する中、日米欧の6つの中央銀行は協調して、市場へのドル資金の供給を拡充することが発表されましたが、以下は一昨日のフランス銀行連盟の会長の発言の要約です。

フランス銀行連盟の会長は、土曜日、欧州のクレディ・スイスを中心とする世界的な銀行の混乱が、フランスの銀行部門が影響される危険はないと断言しました。
クレディ・アグリコルのCEOである銀行家は、フランス・インターの番組で、「我々が目撃している出来事とフランスの銀行との間には、状況が伝播するようなメカニズムが存在しないので、リスクはない」と述べた。「フランスの銀行は規制が厳しいために非常に堅固である。」「過去にあり得たような伝播のメカニズムはない」。
3月10日に米国のシリコンバレー銀行(SVB)が破綻して以来、スイスおよび米国当局の介入にもかかわらず、金曜日の株式市場では銀行セクターが反落し、すべての市場が赤字に引きずり込まれました。
先週に引き続き、「大きすぎて潰せない」とされる世界30行のうちの1行であり、スイス最大の銀行であるUBSがパニック状況をを食い止めるために、クレディスイスの一部または完全にを買収する可能性があると示唆されています。
一方フランスの銀行は、資本要件、流動性、金利リスク管理などの「特定のプルデンシャルルールにほぼ従っている」と、フランスの銀行担当者は述べています。

アメリカの銀行については、バランスシートの間につながりはない」、またクレディ・スイスについては、「影響を受ける可能性はない」という。実際、「2008年以降(...)、大手銀行には、かつてのように金融融資を通じて互いに連携することはもはやないことから」とフィリップ・ブラッサックは説明しています。
もはやない」とフィリップ・ブラッサックは説明しています。土曜日、欧州のクレディ・スイスを中心とする世界的な銀行の混乱が、フランスの銀行部門を汚染する危険はないと断言しました。
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