衛生パス反対デモ

昨日の土曜日にローヌ川沿いを歩いていると、デモに出くわしました。
左側に警察。右にデモ隊。
デモ参加人数はどんどん減って縮小しています。

何のデモかわからなかったので、警察の方に聞くと「衛生パス反対デモです。」とのこと。

衛生パスがないと、生活がどんどん難しくなっているので、正直まだデモが続いていることに、驚きました。

知人にも子供と関わる仕事をされておられる方がいますが、ワクチン接種拒否を理由に解雇されました。


橋の下のローヌ川沿いでは、ペニッシュと呼ばれる停留船を使ったカフェがどこも賑わっていました。

カフェもレストランも衛生パスがないと、利用出来ませんから、ワクチン接種を済ませた人は徐々に普通の生活を取り戻しつつあると言えると思います。

私にはこのデモはちょっと他人事という感があります。

100%確実なワクチンも、薬もこの世には存在しません。
私は最初から、ワクチン賛成派ですし、自身もすぐに接種を受けました。
論理的に考えると、小さなリスクに囚われて大きなリスクを背負うよりは、科学と医学を信じて、前に進んだ方が良いと思うからです。

万が一、副作用が発生しても、接種数が大きいので、ワクチン開発同様に、副作用をなくす研究が猛スピードで進むだろうと思います。
なぜかといえば、必要があり、とても儲かるからです。

衛生パスを持っている人といない人の生活の格差はどんどん広がっているように感じます。

デモの横を通って、川辺のカフェで、少し羽根を伸ばして巨大フレンチポテトを平らげました。
追記です。
10月15日から現在無料のPCRテスト、抗原テストが、有料になることが決定しました。
↑テロー広場の噴水で、即興アクアジムをして楽しむ若者。

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